ワイン造りが始まった ブドウ収穫

9月はワイン造りが始まる月

ワイン造り農家にとっては繁忙期

 

あるワイナリーの収穫ボランティアに応募・参加してみた

 

 

朝7時半にワイナリーに集合し、車に分乗、高台にあるぶどう畑へ。

 

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早朝からこの青空の好天に恵まれラッキー

 

 

ぶどう畑の下方、遠景にウィーンの街
ウィーン市内の高層建築が見える

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たしかこれはソーヴィニヨンブランだったかと

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ソーヴィニヨンブランは、やけに立体的、3-Dぶどう
それも隣の房と絡まって育ち、ハサミで切るのが難しい

 

賃金の関係もあってか、周辺国からやってきた(いわゆる出稼ぎ)
労働者中心の刈り取りチーム(この人たちはプロ)

それ以外は様々な参加者

 

プロはやはりすごい!

 

絡まりあって育ち、どこで茎にくっついているのか不明の、
上に向かって育ったソーヴィニヨンブランを手早く切り離していく

 

そのハサミさばきに見とれていると自分の指先がなくなりそうなので、
目の前に集中することにする

 

 

 

2日めはシャルドネから始まり、途中で次々別の種類のぶどうに変わった

 

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いろいろな種類のぶどうがいっしょに(種類毎に分別せずに)収穫されている、
ということは、
これはオーストリア特有の(?)、オーストリアでよく造られている
ゲミシュターザッツ Gemischter Satz になるのだろう

 

キュヴェのようなものだが、出来上がったワインをブレンドするキュヴェに対し、
ゲミシュターザッツは、上の写真のように、刈り入れ時から各種ぶどうミックス

 

オーストリアのゲミシュターザッツへの肩入れ、テコ入れはハンパなく、
EUに働きかけて名称登録までしている

もっともその品質認定お墨付き「DAC」を名乗るためにはいろいろな基準を
クリアしないといけない

 

 

快晴とはいえ秋空なので、ぶどう収穫の肉体労働にいそしんでも
ダラダラ汗をかくわけでなく、風もさわさわ吹いて心地よい天気

 

ワイナリーに帰ってきたら発酵中のものを運んでいるところへ遭遇

ケースの中でぶくぶく泡たてている

この後発酵タンクに移されるのか、その発酵タンクから一部取り出してきたのか?

 

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何時間も立ちっぱなし、たいして動くわけではないので、足がむくむのが困りもの

だけどとても貴重な体験だったと思う

ワイン生産に携わる人達にとってはいつもの作業の一環かもしれないが、
部外者にとってはどれもが新鮮❣

 

だけど、いくらど素人のボランティアでも、
ぶどうジュース1杯くらい差し入れしてもらえると嬉しかったんだけどなー

だめですかね?