キャロブ

青果店の前を通りかかったとき、変わったものが目に入った

 

 

?!

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果物には見えない・・・

 

柿やオレンジに囲まれているけど、豆の莢のように見える
かりんとうのような揚げ菓子に似ているともいえなくはないが、
青果店で柿の隣に揚げ菓子というのは考えにくい

 

 

名札が付いていた

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ヨハニスブロート Johannisbrot、直訳で「ヨハネのパン」
ますます何だか分からない
何だって「パン」が「果物屋」で柿の隣に並べられているんだろ?
そもそも「パン」には見えないし

 

調べてみたら「イナゴマメ」とか、そのまま英語名で「キャロブ」という、
やっぱりマメ科の植物だった

「洗礼者ヨハネ」が荒野で食べていたから「ヨハネのパン」になったらしい?

 

さらに、ダイヤモンド等の重さを表す単位「カラット」
の語源にもなったといわれる「由緒正しき」豆

 

代用コーヒーとして使われたり、動物の飼料になったり、砂糖の原料にもなる。
食品添加物の原材料でもある。
大活躍じゃん

 

ヨハニスブロートでは何のことか分からなかったが、
キャロブと聞けば、地中海の島国マルタ名物「キャロブ・リキュール」

 

血糖値の改善効果が期待できるらしい
とのことで、俄然買っきてみたい気持ちがむくむく湧いてきたけれど、
さてどうしようか
気になるな~

大きめのプラスチックケースいっぱいに詰めて売られているんだよね~