チェリープラム???
コロナイヤーも2年め
仲間2人と畑を借り野菜作りをしてみることにした。
この畑、うたい文句は「オーガニック」
植える種も苗も、使う肥料も農薬も、全てオーガニックのものに限定、
という制約つき
だけど一部には貸す側ですでに種を蒔いておいてくれるので、
あとは時期がきたら収穫するのみ
というバカに初心者にやさしい誘い文句
始めた今は、事前にしっかり下見(状態調査)をするべきだったな~ あーあ
だけどね
ま、とにかくその自然派有機農業畑の敷地内にある木に、
サクランボではない実がなっているのを発見
濃い赤色のやや楕円形の実
ズームしてもイマイチ・・・
植物検索アプリで調べても、
チェリープラムかも?
って心もとない答え
何だろう?
1個かじってみたらかなり酸っぱかった
以前試食したチェリープラムはほぼ球状だったし、こんな酸味はなかった
それに赤い色にも透明感があったような記憶だけど、これは・・・?
ちなみに隣にはサワーチェリー
見るからに酸っぱそうというか渋そうというか・・・
熟したら2、3個いただいてみよう(この土にお金払っているんだから、
サワーチェリーを2、3個いただいたくらいでバチは当たらないだろう)
今年こそはグリーンゲージの味見をしてみたいと思っているのだけど、
まだ残っているかな?
追記
東オーストリアではクリーヒャル Kriecherl と呼ばれる、ダムゾンプラムとのこと
と地元民に言われたけど、チェリープラムっぽいんだけどなぁ
色からしてダムゾンじゃなさそうだけど・・・ まあいいや
サツマイモとニワウルシとタンポポ
以前買ってきたサツマイモ、すっかり忘れていたら、
いつの間にか芽が出ていた・・・
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根かとおもったら、ところどころ緑色のものが見えるので「芽」かと
フードロスが問題になっているしな~と処遇に困り、
駐車場わきの共同裏庭みたいなところに埋めることにした
こっそり埋めようと思ったのに、アパートの別住人がいたので、
埋めても(植えても)問題ないか聞いてみた
問題ないらしい
というより、管理会社の管理が悪く、雑草がはびこって芋なんて育たないらしい
どんな雑草かと思えば「ニワウルシ」(多分)
タンポポだらけだったので、雑草ってタンポポのことかと思えばニワウルシ
こんな感じで
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どこへでも顔を出している
人畜無害そうに見えるけど、根っこはこのように
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いたるところにコブをつくりながら広がっている
ほんとのほんとに至るところコブだらけ
今まで足を踏み入れたことがなかったので、知らなかった、気づかなかっただけ
ガーデニング好きなおばあさんが、別の住人(おじさん)に手伝わせて、
ニワウルシの根っこ抜き
20分くらいでこれだけ
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まだまだたくさんあるけれど、
ここまで取ったところで何と鍬が折れた・・・
恐るべしニワウルシ
これがまだニワウルシの根だと判明する前は、
この根からスープの出汁がとれないかなとかちらっと考えたけど、
いや~ ムリそう
調べてみれば、こやつ、他の植物の生育の邪魔をするらしい
だからおばあさんも、それでよければ植えれば、と
他植物の成長阻害するニワウルシ(の根)が縦横無尽に広がるこの一画で、
そんなのものともしないタンポポ
もっと恐るべし
ワイン没収事件
ウィーンのグリンツィング Grinzing 地区といえば、
ワイン居酒屋が並び、道路をちょっとそれればぶどう畑が広がる、
ガイドブックには必ず載っている有名地区
ドイツ人がべろべろになるまで飲みまくり(←やっぱりいるんだよ)、
インド人団体まで見かけたくらい(←いいのか?)
メジャーなところ
そのグリンツィングのオーガニックワイン生産者が、地域のフリーペーパーと組んで
行ったワインのプロモーション
キャッチフレーズは、
「ユーモアでパンデミックに立ち向かおう」
Mit Humor gegen die Pandemie
用意されたワイン・ラベルは2種類
① ウィーンの注射 Wiener Jaukerl
② 飲む注射 Schluck-Impfung
ここ数年連続でワイン用ぶどうの出来が良く、上質なワインができて生産者は大喜び!
になるはずだったのに、昨年初頭からコロナ禍
飲食店も営業短縮または営業中止、実店舗販売も同様、行き場を失った在庫が増えているというニュース
そこへ笑いを誘うこの売り文句
オーストリア人、ウィーン子はこういうユーモア好きだし、
それ以上にアルコールは好きそうだし
と思っていたら、2週間後のテレビニュースで、
ウィーンのオーガニックワイン生産者が作った「飲む注射」というワインが、
当局に没収されました
え? 没収? ヤバいヤツだったの???
ほっとしたのは、生産者や中身がヤバいものだったわけではないこと
ラベルのネーミング、飲む「注射」Schluck-"Impfung" が問題だったらしい
医薬品でもないものに「注射」という単語を使うと誤解を与える可能性がある、
医事法・薬事法に抵触するということらしい
いや、だって、販売者もギャグですよって言ってるし?
待てよ、確かに、ギャグと知りつつ言い訳につかう人たち少なからずいそうだし・・・
うーむむむ
なので、「ウィーンの注射」ラベルはそのままお咎めなし
※「注射」にあたる単語がウィーンのスラングだったので
何だかなーと思っているうちに、また数週間
今度は、
「飲む注射 検閲済み」
発売ニュース
「注射」という単語の上から赤で「検閲済み」というスタンプを押したデザインのラベルに変更してワインを販売続行するとのこと
どうやら1500本ものワインが丸ごと没収・廃棄となったわけではなかったみたいで、ラベル(ネーミング)を変えて販売となった模様
いや~ お見事❣
禍を転じて福と為す
プロモーターの「こんなことに負けませんよ」という言葉も印象的
早速ポチッと
箱には「元気でね」Bleib xund! のシール
お咎めなしの「ウィーンの注射」と物言いがついた「飲む注射(検閲済み)」の2本セット
どちらも中身はほぼほぼいっしょの白ワイン(キュヴェ)で使われているぶどうは、
グリューナーフェルトリーナー、ピノブラン、リースリング、シャルドネ
素人の私には、生産者の「ほぼほぼいっしょ」の意味がよく分からないが、
素人には同じということだと解釈
おいしいワインにコメディーで大笑い
笑って免疫力アップ❣
本当のワクチンが普及するまで、もう少し頑張ろう❣
Home - Bioweingut Lenikus (ドイツ語ページ)※英語ページにはこの商品ない?
干しリンゴ用のリンゴ・羊の鼻
「羊の鼻」という名前のついているリンゴ
最初から干しリンゴ用
そのままだとおいしくないんだな・・・
水分(果汁)が少ないのか、よほど渋いとか酸っぱいとか?